39歳でくも膜下出血になったきらりです。
くも膜下出血になり10年以上たちましたが、あの時のことは忘れていません。途中、気を失ったところ以外はほぼ覚えています。
くも膜下出血になり生還でき、私のくも膜下出血体験談で参考になる人がいるかも知れないと思い記事にすることにしました。
前にも「くも膜下出血体験談」の記事を書いていたんだけど、ブログの方向性と
合わない気がして削除しちゃったからなぁ~
でも、あなたのくも膜下出血体験談が誰かの参考になるかも知れないから、ぜひ書いて欲しい!
うん!書いて見ます。もう一度!
それに、私が生還できたということは何か意味があるのかも知れないと思って・・。
くも膜下出血の前兆はあったのか、後遺症は残ったのかなどについても話をしていきます。
【くも膜下出血体験談】突然あの頭痛に襲われました
くも膜下出血と聞くと、「ハンマー」で殴られた痛みという表現を聞いたことがあると思います。
自分で経験するまでは、まったく知りませんでした。たぶん、くも膜下出血という病名もさほどよく分っていなかったと思います。
あのくも膜下出血の痛み、あの頭痛は突然にやってきます。
もう寝ようと思い布団に入り体を伸ばした瞬間に、突然、頭の中でにぶい音がしたと思ったら、あの強烈な頭痛が始まりました。
今までに経験したことがない痛みでした。頭痛が始まったと同時に私の場合、頭から脚の指先に向かって何か温かいものが流れているような感覚になり、とても体がだらしくなり、吐き気もありました。
凄く頭が痛かったけど、なぜか一晩寝れば治ると思っていました。
くも膜下出血の前兆はあったのか
くも膜下出血は、突然起こる病気だというイメージがありますが「前兆」もあります。それは、「血圧の乱れ」と「警告頭痛」です。
「警告頭痛」とは、急に強い「ズキン」とくる頭痛が何度か来る返されることを言います。「警告頭痛」が何日間かあったあとに、くも膜下出血になったりした症例も少なくありません。
他にも、吐き気・めまい・ものが2重に見える・目が痛い・体がだるいなどもあります。
普段、血圧を測らないから分らない・・
でも会社の健康診断で、高脂血症って言われた!今は、脂質異常症っていうんだよね。
っていうか、今も脂質異常症でコレステロールの薬飲んでるなぁ~
食生活が乱れているのでは?
激しい頭痛の後はどうした?
激しい頭痛で、今までの頭痛と違うと思いながら寝れば治るとと信じていた私は”タオルで歯をくいしばり我慢”していました。
でもまったく眠れず朝を迎えました。救急車を呼ぼうとする長女でしたが、頭痛ぐらいで恥ずかしいと思った私は父親の運転する車に近くの個人病院に行きました。
両手に痺れもでてきて、顎も胸の方につけれなくなっていて(首の硬直)医師が
「・・・脳かもしれないから○○病院に行って!」と言われました。
【くも膜下出血体験談】別の病院での診断は!
別の病院に着いた頃には、歩く元気もなく車いすで移動しました。
CT検査をすると、起き上がる前に医師が側にきました。
○○さ~ん。
くも膜下出血ですね、手術をして入院してもらいますね。
はい・・でも、子供がいるから入院はできません・・
後から考えると、くも膜下出血で手術をするのに何を言っているのだ!!って感じですが、あの時は本当にそう思ったんです。
たぶん、くも膜下出血というのが恐ろしい病気だとは思っていなかったのもあると思いますが、長女高2・長男中3・次男小3で甘えん坊の次男のことが気になったのだと思います。
くも膜下出血とは
くも膜下出血はくも膜下腔に出血が起こった状態を言います。そして、その原因として脳動脈瘤の破裂が大部分です。
くも膜下出血で亡くなる確率も30%~50%といわれ、助かっても障害というリスクが残る場合も多いようです。
それだけ危険な病気と言うことになります。
【くも膜下出血体験談】くも膜下出血から生還しました
くも膜下出血になった私は、急きょ手術をすることになりました。
この時、医師から旦那と両親に危険なので家族(子供たち)を呼んでくださいと言われたそうです。
きらりさんの場合、発症してから10時間以上たっていたし手術が上手くいくかどうかは五分五分だからね。
手術は、クリッピング手術です。
CT室での医師の説明後に意識がなくなった私ですが、所々覚えていることがあります。
看護師さんだと思いますが、「ブラジャー切りますね」と「髪を剃りますね」という声かけだけは聞こえていました。たぶん、何人か看護師さんがいたのだと思います。
そして、手術が終わった後(後で家族に確認したら)にに、目を開けると旦那、両親や子供がいて病院に来たときは子供たちはいなかった(学校に行っていたので)のに、「(子供が)なんでいるんだろう」と思ってまた、意識がなくなりました。
後から、大変危険な病気で手術だったと聞きました。
お父さんが「お母さんが死ぬかもしれん」って泣いていたよ。
それに、おばあちゃんが障害が残っても助かってほしい!って・・
さすがに、心が痛みました。
私は、運がよかったのか奇跡的に助かり障害も残りませんでした。ただ、今まで健康体で(そう思っていた)頭痛などもなかった私ですが、片頭痛持ちになりました。
自分は小さい頃から風邪などもあまりひかなかったので、「私は大丈夫」だと思っていました。
でも、今回くも膜下出血になり、いつどうなるかは分らない、もしかしたら命がなかったかもしれないと思うと、当時次男はまだ小3だったので「まだ、死ねない」と生活を見直すキッカケとなりました。
あれから10年以上たち、子供たちも成人し孫も産まれました。
4~5年前に正社員で働き出し、家事と仕事の両立や人間関係でのストレスで生活が乱れ仕事を辞めてからも、まだ乱れたままです。
今、この記事を書きながら今の生活を見直すことにしました。
これからの人生、楽しく過ごすために!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
きらりさん、こんにちは!!
うわ~~ん!!怖い~~~私もコレステロール高いし血圧高めだし他人事じゃないな~と思いながら読みました。すごくリアルな実体験ですね。しかも39才という若い年齢で発症していたなんて!自分の身体のことに関心もたないといけないと痛感しました~途中で意識を失うところも臨場感があって、怖いんだけど読み進めてしまうという・・!!実体験は、きらりさんにしか書けない記事ですね。生還して良かった!!本当に!!
いつも、コメントありがとうございます。
そうなんですよ!まさか風邪も引かない私が、そんな恐ろしい病気だとは思ってもいなくて
寝れば治るだろうと我慢していたんです。
運がよかったというか奇跡というか発症して10時間以上たっていたのに、障害が残らずにすんでよかったです。
今、コレステロールが高いし病院で血圧を測ると高めなので、39歳のときみたいに奇跡は起きないだろうから
生活習慣を本当に見直さないといけないと思っています。
西ちゃんさんも、何でも我慢せずに病院に行ってくださいね。